睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療
こんな症状ありませんか?
寝ている間
✔ いびきをかく
✔ いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかき始める
✔ 呼吸が止まる
✔ 呼吸が乱れる、息苦しさを感じる
✔ 何度も目が覚める(お手洗いに目が覚める)
起きた時
✔ 口が渇いている
✔ 頭が痛い、ズキズキする
✔ 熟睡感がない
✔ すっきり起きられず、体が重く感じる
起きているとき
✔ 強い眠気がある
✔ だるさ、倦怠感がある
✔ 集中力がない
✔ いつも疲労感がある
こんな人は要注意‼
日中の生活にも要注意
✔ タバコがやめられない
✔ お酒が好きで、寝る前のお酒が日課
✔ 肥満気味。暴飲暴食をしてしまうことがある
✔ 高血圧、糖尿病、高脂血症などの既往がある
見た目の特徴
✔ 首が短い
✔ 首が太く、まわりに脂肪がついている
✔ 下顎が小さい、小顔
✔ 下顎が後方に引っ込んでる
✔ 歯並びが悪い
✔ 舌や舌の付け根が大きい
「もしかしたら?」と思ったら早めの受診が肝心‼
自宅でも取り扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性を調べます。自宅でも簡単にできる検査なので、普段と変わらず仕事や日常生活を心配せずに検査することができます。多くの場合、まずはこの簡易検査から行います。
簡易検査の流れ
医師により診察を行います。
実施
ご自宅での簡易検査を行います。
《連続で2晩装着し、検査実施》
検査装置は診察時にお渡しいたします。
返却
装置を返却していただきます。
結果報告
約1週間程で検査結果が出ます。
簡易検査を行い睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があり、さらに検査が必要だと判断された場合、ご自宅で精密検査を行います。
今までは精密検査を行う場合、入院をすることが多かったですが、ご自宅での精密検査が可能になり、それにより患者様の費用や時間的にも負担を軽減することができます!
簡易検査後
精密検査が必要になった場合
精密検査の流れ
簡易検査結果報告で受診していただいた際に、精密検査についてご説明させていただきます。
実施
精密検査の検査装置は、ご自宅へ郵送になります。
返却
精密検査の検査装置の返却は、指定のご住所に郵送になります。
結果説明
検査結果が当院へ届き次第、患者様へご連絡させていただいております。
精密検査を行い、睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断された場合、CPAP治療を行います。
CPAP治療とは
持続陽圧呼吸療法(CPAP)は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療の柱といえる治療方法です。鼻に装着したマスクから送り込んだ空気の圧で空気の通り道を確保する治療です。患者様に適した空気圧を設定することで、睡眠中に気道が塞がれるのを防ぎ、呼吸がスムーズにできるようになります。
CPAP治療を行う事で睡眠中の無呼吸やいびきが軽減し、しっかりと眠れるようになるため、昼間の眠気や疲労感などの症状が改善します。
CPAP治療の効果
CPAP治療は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状を改善するだけでなく、リスクを高める生活習慣病のコントロール、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気に直結する動脈硬化の進行の予防などにも役立つことがわかっています。