レディースヘルス

【一般的な副作用】
飲み始めの時期には吐き気、頭痛、だるさ、むくみなどつわりによく似た症状が良く見られます。早くて2～3日、長くても1ヶ月程度で気にならなくなります。

避妊に失敗してから72時間以内にアフターピルを内服し、妊娠を防ぐ方法です。アフターピルを内服することによって、排卵を遅らせ受精を防いだり、着床前に子宮内膜を変化させて妊娠成立を防ぎます。ただし、アフターピルによる避妊効果は100％ではありません。

【副作用】
内服による副作用ですが、一時的な吐き気や頭痛等が起こる可能性があり、特に内服後、2時間以内に嘔吐すると効果が落ちることもあります。
アフターピルが今後の体に支障を残すような副作用はありませんが、避妊失敗のリスクを減らすため次回月経後より、継続して低用量ピルの服用をおすすめしています。

当院では中用量ピル(プラノバール)を使用し、月経移動を行っています。
旅行、試験、スポーツ等イベントがある時、次回の月経を早めたり、遅らせたりして調整することができます。

①月経を早める
月経開始日から5日以内にプラノバールを1日1錠(夕食後)10～14日間服用します。服用終了日から3～5日後に早めのやや少ない月経がきます。
遅らせる方法より成功率がやや低くなりますが、月経を避けたい時期にピルを服用しなくて済みます。

ひとつ前の月経から中用量ピルの内服を始めます。
次の月経予定日が3月15日であり、これを3月7日から開始するように早めたい場合の例です。

月経を早めたい場合、早めたい月経のひとつ前の生理が始まる前にご来院ください。

②月経を遅らせる
次回月経予定日の5日前から遅らせたい時期まで内服します。
内服は基本的に14日間までとなります。
旅行の予定が長いなどでご希望通りいかない方は受診をキャンセルするか医師とご相談ください。

本来の月経予定日が4/5であり、4/8までは月経が来ないよう遅らせる場合の例です。中用量ピルの内服をやめると、2～3日で月経が来ます。

【副作用】
吐き気、嘔吐食欲減退発疹、湿疹、肌のかゆみ、肝臓に機能異常、不正出血、乳房の張り便秘、下痢、口内炎、眠気、ほてり、肩こり、腰痛などが起こる可能性があります。